書籍

感情がわからない「怪物」の物語『アーモンド』

ソン・ウォンピョンの『アーモンド』を読みました。あらすじ扁桃体(アーモンド)が人より小さく、怒りや恐怖を感じることができない十六歳のユンジェ。そんな彼は目の前で...

【書評】江戸時代に人が住まない不気味な島に漂着した男たちの物語『漂流』

吉村昭の『漂流』を読みました。面白かったです。江戸時代に漂流し、無人島で何年も暮らした土佐の船乗り、長平(ちょうへい)の史実に基づく物語です。文明の無い無人島生...

【洋書】ガリバーが小人の国と巨人の国を大冒険『Gulliver’s Travels(ガリバー旅行記)』

ジョナサン・スウィフトの『Gulliver's Travels(ガリバー旅行記)』を読みました。ジョナサン・スウィフトはアイルランドの風刺作家です。本書はガリバ...

【書評】ひとり税理士という生き方『ひとり税理士の仕事術―雇われない・雇わない働き方 仕事も人生も楽しむ税理士』

井ノ上陽一さんの『ひとり税理士の仕事術―雇われない・雇わない働き方 仕事も人生も楽しむ税理士』を読みました。人を雇うこと、もしくは人に雇われることが当たり前の税...

【書評】伝わる文章の書き方を学べる『シンプルに書く!』

阿部紘久さんの『シンプルに書く!』を読みました。タイトルの通り、シンプルで、伝わる文章の書き方を学べます。例文が豊富に掲載されていて、どこをどう直したらいいのか...

【書評】バッタを倒しに来たのにバッタがいないだと!?『バッタを倒しにアフリカへ』

前野ウルド浩太郎さんの『バッタを倒しにアフリカへ』を読みました。著者の貴重な体験に基づいて書かれた実話で、とっても面白かったです。昆虫学者を目指す著者の前野氏が...

【洋書】ミステリー小説の名作『And Then There Were None by Agatha Christie(そして誰もいなくなった)』

アガサ・クリスティーの代表作『And Then There Were None(そして誰もいなくなった)』を読みました。全世界で1億部以上を売り上げており、ミス...

【書評】ウェブで文章を書く人は読んでおきたい『ウェブでの〈伝わる〉文章の書き方』

岡本真さんの『ウェブでの〈伝わる〉文章の書き方』を読みました。著者の岡本真さんはYahoo!Japanに10年勤め、その間にウェブプロディーサーとしてYahoo...

【書評】二人の女性登山家がマッターホルン北壁登攀に挑む『銀嶺の人』

新田次郎の『銀嶺の人』を読みました。『孤高の人』『栄光の岩壁』につづく、長編山岳小説の傑作です。私が好きな小説の一つで、久しぶりに再読しました。世界で初めて女性...