投資について

基本

収入の範囲内で生活して、余裕資金で投資、十分な額が貯まったら少しずつ引き出して使うのが基本
大抵の人は老後資金目的なので、使い始めるのは基本的には老後(運よく老後資金を超えて早く大きな額が貯まったら、働きながら少しずつ使い始めるとかはあり)

気をつけたほうがいいこと

1つの銘柄に突っ込みすぎないこと

  • 投資額が少ないうちは勉強としていろいろ試してみるのはあり、失敗してもそもそもの金額が小さければいい勉強代になる
  • 危ないのは、何度かうまくいったからといって、大きな額を突っ込むこと、目論見が外れたり、そもそもの市場環境が突然変わったりして大損しかねない
  • 一瞬で売る間もなく大きく下がって、そのまま戻ってこないなんてことも往々にしてある

おすすめ

全世界株式(オルカンなど)の長期積立投資

  • いわゆるインデックス投資
  • 老後資金として考えた場合、全世界株式が一番着実(たぶん)
  • パフォーマンスは常に世界の株式市場の平均、世界中のプロからアマチュアまで全投資家の平均になる
  • 常にほぼ100点の結果になる、120点や200点は取れないが、80点や50点にもならない
  • 時価総額と流動性の高い全世界トップの約3000社に分散投資され、構成銘柄の一部は年4回入れ替わる(この自動メンテナンス機能が秀逸)
  • 長期的(数十年単位)には経済の成長やインフレで株価は必ず上がるはずという考えに基づいてる
  • ただし、短期・中期(数年〜10年とか)では株価が下落することは普通にある(日本はインフレでこれから株価は上がっていく!と言われていて、確かにその可能性が高いと思うけれど、例えばアメリカの経済が大きく落ち込んだらしばらく下げっぱなしになるとか普通にあり得る)
  • 特に最近は世界的な金融緩和とインフレでずっと割高だから何かのきっかけで普通に長期的に下がるこもあり得る
  • そんな時でも余裕資金の範囲内で積立を続けるのが大事、むしろ積立をはじめた頃に下がった場合、安く積み立てられるチャンス
  • 余裕資金の範囲内で積立を続けて、一度買ったら使うまで(基本は老後まで)上がろうが下がろうが売らずに持ち続けることが大切
  • 積立投資は個別株と違って銘柄を調べたり、株価チェックしたり、いつ買っていつ売るか考えたりしなくていい点もおすすめ、年1回くらい積立額を見直すだけで十分、時間も労力もかからないので仕事やプライベートに集中できる
  • 参考動画:

全世界株式投資(オルカン)
https://youtu.be/td3uNiuPovQ
オルカン、自動メンテナンス発動!
https://youtube.com/shorts/nwLoS0rdgmo
オルカン地獄の期間
https://youtu.be/RKByOa_qmzQ

その他のおすすめ

個別株をやりたい場合

  • 基本はインデックス積立一本でもいいと思う
  • 個別株をやりたい場合は、インデックス積立をメインとしつつ、プラスアルファでやってみるのがいいのでは
  • 最大でも、投資資金の半分まで(インデックスと個別で半分ずつ)とかにしておけば、個別株で失敗しても、老後資金はインデックスがある程度何とかしてくれる(たぶん)
  • 大暴落があったときに優良な高配当株を買うとかはおすすめ(今はみーーーんな高いけどね)
  • 株主優待目的の投資は割高になりがちなので注意
  • 参考動画:

高配当株投資
https://youtu.be/pTJI1jWcZrg

個人向け国債(変動10年)

  • しばらく使わない、投資もしないまとまった資金がある場合は、個人向け国債がおすすめ
  • 銀行預金より利率は高い
  • とは言ってもまだまだ利率低いので、少額ならわざわざ買わなくていいと思う、長期で使う予定のないまとまった資金があれば、置き場所としておすすめって話
  • 国の保証付きなので、いわゆる投資商品の中では最も安全
  • 固定3年、固定5年、変動10年とあるが、おすすめは変動10年(特に今後利率が上がりそうな今の環境では変動がおすすめ)
  • 利息は半年毎にもらえる
  • 1年経ったらいつでも中途解約できる(1年間は解約できないので注意)
  • 中途解約の場合は直前2回の利息分が差し引かれた額が戻ってくる
  • 長期で使う予定のない資金を入れておけば、多少はインフレに抵抗できる(ただし、基本的に国債は長期的にはインフレに勝てないものなので注意)

やめといたほうがいいこと

レバレッジタイプの取引はやらないこと

  • 信用取引、オプション取引、FXなど
  • 少ない自己資金(証拠金)を担保にして、その数倍〜数十倍の金額の取引を行える
  • 現物取引であれば最悪のケース(倒産など)でもゼロになるだけだが、レバレッジの場合は容易にマイナスになる、暴落時などは処分したくても買い手がいなくて売れず、借金だけ膨らむ事態になりかねない(信用取引で自己破産とかある)
  • 同様の理由でレバレッジ1倍であっても信用売りはやらないこと
  • 買いはゼロが最大リスクだが、売りの最大リスクはゼロを超える
  • そもそも、リスクが限定されている(最悪でも0)が株式投資の最大の利点なのに、その利点を放棄するのはナンセンス

デイトレードはやめとくこと

  • デイトレで継続的にある程度の額儲けられてる人は100人に1人もいないのでは?(どっかの証券会社?で自社の顧客の取引状況を分析したレポートで、短期投資で1年後に利益を出してるのは1割程度、5年後では数%とか見た記憶がある)
  • 成功すると短期間で大きく儲かるので投資ブームが起きると話題になる人がちょいちょい出てくるが、数年経つとみんな消えていく(中には10年単位で大きく勝ち続けてる化け物みたいな人もいるが例外中の例外)
  • 株価は長期的には上がる(個別銘柄ではなくあくまで全体の話、インフレや経済成長のため)ので、長期投資は儲かる確率が高いが、短期ではゼロサムゲームと同じ
  • ギャンブルと同じ要素があるので、のめり込むと仕事や日常生活にも支障が出る(即時的な報酬、高いスリルと興奮などギャンブル依存症を生み出すのと同じ要素が満載)

未公開株には手を出さないこと

  • 上場すれば大きく儲けられるのが未公開株!
  • でも、実際には上場まで行くのは稀で、売れない未公開株だけが残るのが実態
  • そもそも、上場を考えている有望な企業には優秀なベンチャーキャピタルや投資家がしっかりついてるので個人投資家には投資のチャンスが回ってこない
  • 企業側も、有望なところはお金を出したいという人はいくらでもいるので、投資家にはお金だけではなく人脈やノウハウも求める(上場経験のある財務責任者、急に大きくなった組織に対応できる人事のプロを紹介してもらうなど)
  • そんな人脈もノウハウもない個人投資家のお金なんて、有望な企業はそもそも欲しがらない
  • なので、個人投資家向けの未公開株投資の多くは、ほぼ鳴かず飛ばずの結果になる(ただし、ごくごく稀に大当たりすこともある、ハズレの多い宝くじみたいなものかな・・・)

非上場の投資ファンドもなし

  • いわゆる匿名投資組合と言われるやつで、不動産小口化商品やクラウドファンディングなど
  • 具体的には「みんなで大家さん」みたいなやつ
  • これまでお金持ちやプロしか買えなかった投資商品を小口化してみんなが買えるようにしましたみたい売り文句が使われる
  • 違法じゃないけれど証券が上場していない分規制がゆるゆるで最初は儲かるけれど大体破綻する

レバレッジ型投資信託はワナ

  • 日本株式2倍ブル、S&P500 3倍ブルとか
  • 日々の値動きが、指標(S&P500やTOPIXなど)の「2倍」や「3倍」になるように運用される商品
  • 短期的に大きな利益を狙える反面、リスクも非常に高い
  • 特に、仕組み上、2日以上の中長期ではズレが生じて、「2倍」や「3倍」からズレていく、株価の変動が激しいほどズレが大きくなる
  • そもそも長期保有向けに設計された商品ではない
  • 信託報酬(管理コスト)も高い
  • 参考動画:

レバレッジ型ETFの 「よくある勘違い5選」について解説
https://youtu.be/fbEKn-IsSt8

暗号資産

  • ほぼギャンブル
  • いちばん有名なビットコインでさえ将来どうなるかわからない

投資レポート、投資クラブとか

  • 昔からある情報ビジネスというやつ(「〇〇レポート」とか、「〇〇のシークレット投資法」とか、過去に一発当てた海外投資家の名前だけライセンスで借りて使ってたり、海外の投資情報ビジネスの商材を翻訳して使ってたりもする、以前はハガキや冊子を送りまくるダイレクトマーケティングが主流だったが、最近はYouTubeやSNSも主流になってる)
  • 年会費数万円から数十万円のものが多い
  • 報酬を得て個別具体的な銘柄を推奨するには金融庁の許可が必要なので、許可を取っていれば合法ではある(許可取ってなくてもYouTubeとかで個別銘柄を紹介してるのは無料なのでOK、YouTubeのメンバーシップ動画で紹介するのはたぶん普通にアウト)
  • 主催者自身は投資で儲けてるのではなく、投資情報ビジネスで儲けてる、自身はおすすめした個別銘柄を一切買わずに情報ビジネスの収益はインデックス投資に全ブッパなんてことも・・・(そもそも情報提供側は紹介した銘柄の売買に制限があったりする、株価誘導のリスクを避けるために紹介した銘柄の売買を禁止している会社も多いと思う)
  • そもそも、大抵の人は、投資で儲かってれば、わざわざそんな面倒なビジネスをしない
  • そもそも、普通は儲かる情報を人に教えない
  • 個人でやってる優良な小規模コミュニティもあるけれど、大規模にやってるものはほぼ無価値(個人でやってる優良なコミュニティは情報交換や投資方針の指導程度で、個別具体的な銘柄を推奨したりは基本的にしない、サークル的な集まりが多い、もちろん詐欺的なのも多い、ホンモノの詐欺も多い)
  • 最近はYouTubeとか無料で優良な情報を発信してる人も増えてる(ただし玉石混交、ひどいのもいっぱい、薬にも毒にもなる!)

あまりおすすめしないこと

分配型の投資信託

  • 定期的に分配金が入ってくる!うれしー!ってやつ
  • 福利の効果を捨てることになる
  • 長期になればなるほど非分配型に比べてパフォーマンスが落ちるのでおすすめしない(絶対ダメってほどではない・・・)
  • 収入の範囲内で生活して、余裕資金で投資、十分な額が貯まったら少しずつ引き出して使うのが基本、貯めてる段階で分配金を再投資しないのは、穴の空いたバケツに水を貯めようとするようなもの

テーマ型の投資信託

  • AIハイテク投資信託とか、アメリカ半導体投資信託、インド株投資信託みたいな名前のテーマ型投資信託
  • 証券会社の営業が一生懸命売ろうとするやつ
  • 話題性のあるものは売れるので、ブームが起きてるテーマで次々と作られる
  • その分野で投資ブームが起きてる間は大きく上昇するが、ブームが過ぎると大きく下がる
  • ときには上昇する前にブームが終わってただ下がる
  • 経費率が高い(販売時手数料は無料だが、信託報酬が数%とかある)
  • 要は投資初心者をターゲットにした商品(ブームに乗れてタイミングよく下りられれば普通に儲かるけれど、それを何度も続けるなんてムリ、一方の証券会社は手数料で必ず儲かるので一生懸命売ろうとする)

アクティブファンド

  • プロが投資銘柄を選んで売買してくれる投資信託
  • テーマ型の投資信託とかもこの一種
  • 普通に経費率が高い(毎年引かれる、数%が基本、ちなみにオルカンは0.08%とか)
  • しかも、5年間の成績で調査したところ、7〜8割のアクティブファンドはインデックスファンドに勝てないという有名なデータがある(さらに長期になればなるほどアクティブファンドの負けは増える)
  • だったらインデックス投資でよくない?というのが現在の主流(個人的にもそう思う)

IPO

  • 上場にあたり個人投資家の資金を集めて株を配布する仕組みのこと
  • 上場が決まってる株を、上場前に決まった値段で買える(応募多数のため抽選)
  • ほとんどの場合、初値(上場直後につく株価)は上場前に買った値段より高くなるので、すぐ売ればほぼ確実に儲かるという感じ
  • 今まで紹介してきたのと違って、基本的に危なくない(ただ、市場環境などにもよるが1〜2割は初値が下回るので、普通に損することもある、もちろん投資家大憤慨、幹事の証券会社に激おこぷんぷん丸)
  • なぜおすすめしないかというと、IPOは人気なのでまず当たらない、あと抽選券が資金力による配分なので普通の人はさらに当たらない、今は投資ブームでみんなやっていてもっと当たらない、よってほぼ時間のムダに終わる

ゴールド

  • ゴールドはずっとゴールド(10年後も、100年後もそのまま)
  • 株式と違って中身が成長するわけでも、配当を生むわけでもない
  • 価格変動激しいし、いきなり半分以下になったりする
  • 過去には1980年の6,945円から1998年の865円まで87%下落した
  • 1980年頃は当時の世界的なインフレや地政学的リスク(ソ連のアフガニスタン侵攻やイラン革命など)により6,945円まで上昇、4ヶ月で3,645円まで下落、その後、1998年にかけて米ソ冷戦終結による地政学リスク解消やインフレの落ち着き、さらに円高により865円まで下落
  • ゴールドはいざという時の安全資産にはなるが、ゴールドそのものは決して安全と言えるようなものではないということ
  • いわゆるいざという時の安全資産として少量持つならありだが、メインの投資先としては危なっかしい

右肩上がりのグラフには注意を

  • 全世界株式でもゴールドでもインフレの影響もありほとんどの資産は長期で見れば右肩上がりになる
  • 右肩上がりのグラフの注意点は、過去の値動きの変動が小さく見えること
  • 例えば、長期で10円から100円に上昇した資産があるとして、100円が97円になるのも、10円が7円になるのも、グラフ上では3円分の変動になるので一見同じだけ下がってるように見えるが、実際の変動率は-3%と-30%となり大きな差がある
  • つまり、折れ線グラフの左側(価格が安かった時期)は見た目から受ける印象よりも大きな変動をしているということ
  • 長期で順調な右肩上がりに見えても、短期的にはめちゃくちゃ暴騰、暴落してたりする
  • オルカンなら長期で右肩上がりだから必ず儲かる!というモノではない(積み立て始めたタイミング次第では普通に数年間マイナスが続く、そんなときこそ安く買えるチャンスなので積立を続けるのが大切)

最後に

いろいろ書いたけれど、投資は自己責任になるから自分で決めてね!